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2025年05月04日




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今日もらった薬について(ザイロリック)

2008年11月02日




今回の通院(11/1)では前回(10/27)に通院してもらった薬とは違う薬をもらってきました。先生の説明では前回の薬は痛風の痛みを止める薬で、今回のは尿酸値を下げる薬だとの説明でした。

今はまだ痛みがあるので当分は前回もらった痛みを抑える薬を飲んで、痛みが治まったら今回の尿酸値を下げる薬を飲むようにとのこと。

そーしないと痛みがあるときに尿酸値を下げる薬を飲むと痛みが増すそうです。そりゃヤダなってことで当分は痛み止めの方を1日3回朝昼晩の食後に飲むことにしよーかと思います。


で、


今回もらった薬についても調べてみようかと思います。


薬のパッケージを見てみると薬の名前はザイロリック(ZYLORIC)。製造メーカーはグラクソスミスクライン(GlaxoSmithKline)だそうです。

服用時間は1日1回毎日飲み続けることが出来る朝昼晩のどれかの食後すぐに飲む必要があるそうです。私の場合は朝食後にしました。

ちなみに食事ができなくっても薬だけは毎日飲んでくださいと言われました。

痛風(高尿酸血症)の治療薬としては、およそ30年も前から使われはじめた痛風治療薬の定番な薬のようです。

血液中の尿酸濃度が高くなり、高尿酸血症になると間接などで結晶化した尿酸が炎症を引き起こし痛みが出る。ってのが痛風が発症するメカニズム。

それだったら痛風を治すにはまず原因である血液中の尿酸濃度をさげる必要があるってことですね。高尿酸血症を治すことが痛風の治療にもなると。

尿酸値を下げるには・・・


「体内で作られる尿酸の量を抑える。」
「作られた尿酸の排出を促す。」
「尿酸を水に溶けやすくして排出させる。」


という3つの方法があるのですが、今回のザイロリックって薬は体内で作られる尿酸の量を抑える効果があるようで、作られる尿酸量が少なくなれば血液中の尿酸濃度の下がり結果的に痛風も治るって仕組みのようです。

じゃぁどうやって体内で作られる尿酸量を抑えるのかともっと掘り下げると、尿酸を作る、「キサンチン酸化酵素」って言う酵素の働きを抑えることで尿酸の生成を抑え血液中の尿酸量を下げ通風の進行をストップさせると。

・・・ んーむずかしいんで尿酸量を減らすってことにしときましょ。


で、この尿酸量(正確にはキサンチン酸化酵素)を抑制する薬ってのは今回もらったザイロリック以外にないそーで唯一の薬だそうです。尿酸量を薬で抑制しようとしたら選択肢がこれしかない。

だから30年も長いこと使われ続けてるんですね。


ところで薬ってのは効果がある反面で副作用ってのもあるのが常識。今回のザイロリックについても例外になく副作用があり、とくに注意が必要なのが肝障害。

肝臓や腎臓に問題がある人は使用に注意を払い、服用後に変化があればすぐにお医者さんに連絡が必要です。

って私、今回の検査で肝機能の状態を表すAST(GOT)だとかALT(GPT)が基準値を超えてて注意してくださいって言われたんですけど大丈夫かなぁ・・・

でもまぁ尿酸量を抑制する薬はこれしかないし、服用量も1回200mgってのが多いようなんですが私の場合は半分の100mgって事で多少は肝臓に気をつかってもらってるのかな。




医療や医薬の世界って物凄く進歩してるって勝手なイメージなんですが、尿酸量(キサンチン酸化酵素)を抑える薬が30年ちかくコレしかないってのにおどろきました。

ザイロリックってスゴイ薬なんですね。




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